もともとは数学教師、都立高校の校長を経て、
現在は成城中・高におられる栗原校長は、
現在は成城中・高におられる栗原校長は、
様々なタイプの学校を経験してこられました。
栗原校長が初めて校長として都立高校に着任した際、
時計の針が垂直になっていたり、男子トイレの扉がなかったり、
ものすごく衝撃を受けたそうです。
3年後には閉校になるその高校で、学校生活をどういう環境で送るかを重視してきました。
毎日学校に通うこと。毎日授業を受けること。
習慣形成することが大事なのです。
男の子と女の子では、発達段階が違います。
高2くらいまでは、女の子のほうが成長が早く、
男の子はお調子者で面倒なことはキライ。
男の子はお調子者で面倒なことはキライ。
また、男女で疑問の持ち方や考え方が違うため、
教科教育においても別学の良さがあります。
男の子だけの環境に身を置くと、
男の子だけの環境に身を置くと、
彼らの発達段階に合わせた環境なので、ゆっくりだけど伸びやすいと言います。
男の子には、男の子の伸ばし方があるのです。
成城の校章は、知・仁・勇であり、儒教による3つの徳を示しています。
これを、栗原校長はこれからの男子教育にあてはめ、解釈しています。
「知」・・・確かな知識、教養、賢明な知性。
「仁」・・・チームワーク、人を思いやる心。
感覚の違う人と一緒に仕事をするために必要なことです。
「勇」・・・答えのない課題や困難に挑戦する姿勢。
これが、今日のグローバル時代に求められる資質なのです。
一人ひとりの個性と能力を伸ばし、主体的に生きることが大切です。
これを、栗原校長はこれからの男子教育にあてはめ、解釈しています。
「知」・・・確かな知識、教養、賢明な知性。
「仁」・・・チームワーク、人を思いやる心。
感覚の違う人と一緒に仕事をするために必要なことです。
「勇」・・・答えのない課題や困難に挑戦する姿勢。
これが、今日のグローバル時代に求められる資質なのです。
一人ひとりの個性と能力を伸ばし、主体的に生きることが大切です。
失敗は財産です。 小さい時にいっぱい失敗させてください。
どう立ち上がるかが大切なのです。
また、積極性を育てるという意味では、
その子にとって男性のあこがれができるといいですね。
実力を持っている子、かっこいい子、尊敬できる先輩がいると、
価値観ができてきて近づこうと努力しますよ。
経験豊富な栗原校長のお話は、引き込まれる内容であっという間の一時間でした。
栗原校長の子どもたちへのまなざしが伝わってくるようなお話で、
そんな風に子どもを見つめられたらいいなと、そう思えるお話でした。
花まるカフェマスター
菊池 光昭
花まるカフェマスター
菊池 光昭