1/21(火)にお茶の水エ教育カレッジ(エデュプラ)で開催された「地理×歴史=地政学」の様子をお伝えします。
「地政学」という言葉は聞き慣れませんが、実は新しい学問ではありません。ただ、ナチスが侵略の根拠として利用したために日本ではタブーのような形になって、広く教えられてこなかったのだとか。最近はまた注目されてきていて、新書でも触れることができるようです。
狩野先生の話を聞いていると、学校時代に歴史や地理で習ったな...と記憶の片隅にあった知識と、最近の世界情勢に関するニュースがつながってきて、理解できることに驚きます。さらに、先生が旅先で撮ってきた写真とともに、人間味あふれる体験談も加わると、世界が一気に身近に感じられます!
講義後、先生が旅先で手に入れた各国の世界地図を参加者の皆さんが熱心に見ていらっしゃるのが印象的でした。
※同じ地域でも、政治的な立場によって、表記が異なっていることが実感できます。
これからは子どもとニュースを見ていても、背景を話し合ったりできるかもしれません。
久しぶりに学ぶ楽しさを実感した一時間半でした!