社会性を身に付けてほしい、という意見が出ました。
社会性は、ひとりでは身に付けられません。
誰かと協力して行うことが求められます。
そのためには、自分で発信する力や、
違った価値観や意見を受け入れることが必要です。
社会性は、学校でも身に付けられるし、家庭でも育てることができます。
学校は、生まれも育ちも異なる他人とかかわる場です。
互いに切磋琢磨し、達成感を味わうこともできます。
また、集団生活をするためのルールがあり、それを学ぶ機会でもあります。
学校とは多様性を訓練する場なのです。
その分、ストレスがかかります。
そのストレスが大事です。
家庭にはない環境で、何をどうしたらよいのかを考え、実行していく場なのです。
では、家庭ではどうしたらよいでしょうか。
目標を1つにして、学校と同じ方向を向くことが大切です。
子どもが学校でやりたいと思ったことを後押しし、サポートしてあげること。
そしてストレスを少しだけ外してあげること。
それが家庭に求められる役割です。
子どもは集団の中で育つという意識を持つことが大切なのです。
友達との接し方や集団生活に、うちの子大丈夫かしら・・・と不安に思うお母さん、
これは人に負けないというものを、身に付けさせてください。
これが1つあると、ストレスに強くなります。
1つのことをやり続けていることが自信になりますし、
それがその子の魅力ですよ。
学校と二人三脚で、子供の成長に寄り添ってあげてください。