岸本 行生 先生
『女の子でも男の子でも、それは個人差』
男の子、女の子のイメージというものがあります。
CMでも、イメージをもとに男の子、女の子が描かれています。
しかし、女の子でも男の子でも、違いは個人差であって、
一人ひとりをちゃんと見られるようにすることが大切です。
個人差をどうとらえるか、ということが重要なのです。
ただ、男の子と女の子の特徴として、一般的な違いは見られるため、
接し方の参考になることもあります。
女の子にとって母親は自分のロールモデルです。
自分との違いにイライラすることもあります。
「お母さんは昔こうだったのに・・・」という言葉かけはしないでください。
勉強に関しては、女の子は傷つきやすく、ちょっとしたことで自信を無くします。
「こんなこともできないの?」と言われるとやる気をなくしてしまいます。
徐々に少しずつ、段階を踏んで問題を与えてください。
女の子は、まんべんなく少しずつ伸ばすことができます。
男の子は、お母さんと一緒に出掛けるのが嫌いです。
一緒にいる所を見られるのが恥ずかしく、嫌なのですね。
勉強は、達成感があると良いです。チャレンジしようとがんばります。
ただし、男の子はスイッチの入りが遅いです。
そこで、一気に問題を与えると良いそうですよ。
逃げない程度の、考えれば何とかできそうなものを与えると、
あれこれ考えて取り組むそうです。
男女の差、参考になりましたか?
男女の違いはあれど、最終的には個人差です。
子どもの個性を、ひとりの人間としてしっかり見てあげて
接することが大切なのかもしれませんね。
花まるカフェマスター
菊池 光昭