7月17日「子供のインターネットとの関わり方」



足立学園中学校・高等学校
髙田 昌輝 先生





【プロフィール】

仕事の意義
積極的に自信を持って表現できる生徒の育成
     
子どもの頃
毎日、兄と今までにないプロレス技を研究していました。
常に何か新しいことを考えるのが好きでした。
     
好きな言葉は、「Don’t look Back! Go for it !!」

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【子供のインターネットとの関わり方】

情報社会の今、子どもたちにとってスマートホンやインターネットは
もはや当たり前の時代となっています。
デバイス機器とどうやって付き合っていくのか…

インターネットの怖さは色々あります。

51万8000人の中高生がネット依存だと言われています。
だるい、疲れた、視力低下、そして何よりやる気の低下につながるそうです。

他にもこんな問題があるそうです。
・既読無視によるいじめや自殺
・ネットリンチ・・・犯罪者やその家族の素性がさらされる
・ユーチューブによるグロ画像が、夜眠れなくなったりうつ状態を引き起こす
・ジオタグと呼ばれる写真から得られる位置情報により、ストーカー被害が起こる
・ゲームの課金
・リベンジポルノ
様々な問題を目の当たりにし、親としては不安だらけですね。

このような問題の多いインターネット機器を、使わなければ良いのでしょうか?
高田先生の答えは「No」です。

高田先生が繰り返し訴えていたのは、「どう使うのか」です。

カッター、げんのう(トンカチ)、スマートホンが
共通の使われ方をしたそうです。
・・・全部、殺人で使われたそうです。
文言ひとつで、人ひとりの命を奪えるのです。

子どもにネット環境を与えたのは親です。
子どもに情報モラルを伝える責任が、親にはあるということですね。

インターネット機器は、人を傷つけるために作られたわけではありません。
使い方を、家族でルールを決めるのも一つの方法です。
例えば、21時以降はリビングで使うようにするなど。
その場合、子どもだけでなく親もルールを守ることが大切です。
ぜひ、ご家庭で話し合ってみてください。

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インターネットとの付き合い方を、
今一度考えてみるきっかけとなったでしょうか。
今の時代を生きるからこそ、この問題に向き合ってみてください。


【今日の1曲】DJ 西川 文平

Computer Children/サザンオールスターズ
押しも押されぬ日本大衆音楽界の大御所が1985年にドロップした佳曲。
そのノイズ成分の多さに、未だに歌詞カードには『いつもと違うサザン』
への注意を促す一文が残されています。
『外で遊べない Computer Child』というサビに象徴される歌詞の世界は、
サイバーパンク全盛の当時以上に同時代性を獲得しているように思われます。

本日もご来店ありがとうございました。

花まるカフェ マスター 
菊池 光昭
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