12月3日「女の子の育て方を考える」

豊島岡女子学園中学・高等学校
竹鼻 志乃 校長


『子どもを良い集団に入れることが大切』



女性は自信がないからだめだ、と言われることがあります。
自信が持てるように、
自分の本当の力が出せるようにしてあげることが大切です。

竹鼻校長ご自身も女の子の母親として、
心がけている3つの大切なことを教えてくれました。

①ほかの子と比べない
「あなたにはこんないいところがある。いいじゃない」
そう伝えてあげてください。
親が高望みしてはいけません。
いいところを、また頑張った過程を、具体的にほめてあげることが大切です。

②親が、安心感を与える存在であること
いつでも味方であるという姿勢を伝えてください。
困ったことがあれば、言ってくるはずです。
ある程度子どもに任せ、口を出しすぎないようにすることも大切です。

③子どもに一生懸命な姿を見せる
真剣になっている大人の姿を見せてください。
大人も夢を持ってください。
竹鼻校長は、娘さんと一緒に空手を習っていたそうです。
娘さんが留学で空手をやめる際は、仲間たちが気持ちよく送り出してくれたそうです。
そんな素晴らしい集団に子どもを入れられたことがよかったと言っていました。
子どもの個性が育つには、両親の影響はない、という論文もあるそうです。
置かれた環境の中で育つのです。
良い環境、良い集団の中に子どもを入れることで、
子供の成長にいい影響を与えてくれるのですね。
 
親として心がける3つのこと、そして他者と接する良い環境。
その両方があって、子どもは育っていくのですね。
等身大の母親として、とても身近に感じられるお話でした。 
 
 
花まるカフェマスター
菊池 光昭
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