11月6日「どのような子どもに育てたいですか?どのような人になってほしいですか?」

世田谷学園中学・高等学校
中村 俊明 先生 


『素晴らしい人生をどう生きるか』


幸せとは、どういうことでしょうか?
どう生きるか、というのは仏教の永遠のテーマでもあります。
今回のお話の中に、こんな子に育ってほしいというヒントが、きっとあるはずです。
 
子どもを伸ばすには、どうしたらよいでしょうか?
男の子は、スイッチを入れてあげることで伸びていきます。
女の子は、コツコツやることが得意なので、クセをつけてあげるといいそうです。
伸びない子は、コツコツ努力することや工夫が足りていません。
集中力、辛抱強さをつけることが大事です。
読書量は集中力に比例するので、小さいころは読み聞かせをするといいそうです。
 
子どもが何かに夢中になっている姿は、素敵ですね。一生懸命やっていて、知性的です。
学校では12月に座禅会が行われます。
写真で、一番端で座禅をする高校3年生の生徒が紹介されました。
中1から皆勤だというその子は、「6年皆勤したら、大学に入れるような気がして」と言って、
朝一番に来て座禅を行っていました。
姿勢も、文句のつけるところがないほど素晴らしいものでした。
こういう子に育てたいと、中村先生は言います。
 
中高生にもなると、反抗期がやってきます。
社会性がない、価値観が違う、空気が読めない、といったことから起こります。
お母さんにとっては大変なことも多いですが、
反抗期があるから子供は成長するのです。
お弁当を食べてこなかったり、授業参観に来るなと言われたり。
そんな子が高校3年生にもなって、そっと重い荷物を持ってくれたら、どうですか?
そんな風に育ってくれたらいいですよね。
そのためには、自分を見つめることが大切なのです。
 
子どもがどんな大人になるか、楽しみですね。
座禅は、自分を見つめる一つの方法です。
きちんと自分を見つめて、成長していってほしいものですね。
 
 
花まるカフェマスター
菊池 光昭
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