中村 俊明 先生
『素晴らしい人生をどう生きるか』
幸せとは、どういうことでしょうか?
どう生きるか、というのは仏教の永遠のテーマでもあります。
今回のお話の中に、こんな子に育ってほしいというヒントが、きっとあるはずです。
子どもを伸ばすには、どうしたらよいでしょうか?
男の子は、スイッチを入れてあげることで伸びていきます。
女の子は、コツコツやることが得意なので、クセをつけてあげるといいそうです。
伸びない子は、コツコツ努力することや工夫が足りていません。
集中力、辛抱強さをつけることが大事です。
読書量は集中力に比例するので、小さいころは読み聞かせをするといいそうです。
子どもが何かに夢中になっている姿は、素敵ですね。一生懸命やっていて、知性的です。
学校では12月に座禅会が行われます。
写真で、一番端で座禅をする高校3年生の生徒が紹介されました。
中1から皆勤だというその子は、「6年皆勤したら、大学に入れるような気がして」と言って、
朝一番に来て座禅を行っていました。
姿勢も、文句のつけるところがないほど素晴らしいものでした。
こういう子に育てたいと、中村先生は言います。
中高生にもなると、反抗期がやってきます。
社会性がない、価値観が違う、空気が読めない、といったことから起こります。
お母さんにとっては大変なことも多いですが、
反抗期があるから子供は成長するのです。
お弁当を食べてこなかったり、授業参観に来るなと言われたり。
そんな子が高校3年生にもなって、そっと重い荷物を持ってくれたら、どうですか?
そんな風に育ってくれたらいいですよね。
そのためには、自分を見つめることが大切なのです。
子どもがどんな大人になるか、楽しみですね。
座禅は、自分を見つめる一つの方法です。
きちんと自分を見つめて、成長していってほしいものですね。
花まるカフェマスター
菊池 光昭