武藤 道郎 先生
『自分の想像を超えるものを想像できるように』
「山の雪が溶けたら、山はどうなりますか?」
あなたなら、なんて答えますか?
土が軟らかくなる、雪の下の緑が見えるようになる、など思い浮かんだでしょうか。
では、こう考えた方はいますか?
春が来る。
どうでしょう。ハッとしませんでしたか?
みんな違ってみんな良い、とは、他者を理解する言葉です。
理解するためには、想像する力が大切なのです。
中学生にもなると友達関係も変わってきます。
小さいうちは、みんな仲良く、と言われますが、そうはできないものです。
小さいうちは、みんな仲良く、と言われますが、そうはできないものです。
誰にだって、どうしても合わない子はいます。
そんな時は、無理に仲良くする必要はないのです。
そんな時は、無理に仲良くする必要はないのです。
成長するにつれて、いつの間にか仲良くなっていたりするかもしれませんよ。
それには、子どもたちそれぞれが認められるようになることが大事です。
そのために、想像力が必要なのです。
ご家庭で、想像力を掻き立てる会話をしてください。
勉強以外の話をいっぱいして、コミュニケーションをとってください。
学校では、今まで出会ったことのないような、
自分の想像を超えるような子もいるでしょう。
相手の痛みがわかる子に。自分のことのように考えられるように。
やがて大きくなった時に、そんな自慢の子になっているはずですよ。
自分の想像を超えるものを想像できるようになること。
それが目指すべきところではないでしょうか。
花まるカフェマスター
菊池 光昭