平川 悟 先生
『24時間やる気がない子はいない』
やる気スイッチについては、花まるカフェでは2度目のテーマです。
今回は、生徒のアンケートから、
子どもがどう思っているのかをよく知ることができました。
まず、やる気スイッチが入るのはどんな時でしょうか。
3つあると、平川先生は言います。
1、できないことができたとき
この時を見逃さず、すぐほめるのがいいそうです。
2、人のためになることを頑張っているとき
「ありがとう」と言われるのは誰でもうれしいですし、
達成感を感じることができます。
3、目標ができたとき
目標があると、頑張れるものですね。
大きな目標ではなく、手前の近い目標を作って頑張るのがコツだそうですよ。
では次に、子どもたちの声を聞いてみましょう。
やる気スイッチがON/OFFになる親の言動について、以下が生徒のアンケートです。
やる気スイッチがOFFになってしまうのは、
命令されたとき、比較されたとき、認めてくれないとき、禁止されたとき・・・
宿題しなさい、と命令するのではなく、
ご飯の前にやるのか後にやるのか、といった選択肢を与えて
自分で決めさせることが大事です。
逆に、ONになるのは、
がんばったのを認めてもらったとき、ほめられたとき、
励ましてもらったとき、といった意見でした。
一緒に手伝ってあげる、というのも良く、
同じ空間にいる、見守っている、という安心感からか
子どものやる気につながるようです。
参考になるものはありましたか?
やる気がない子はいません。
子どものやる気を引き出すためにどう対応したらよいのか、
子どもの声を参考に、実践してみてください。
【今日の1曲】DJ 西川 文平
Satisfaction/The Rolling Stones
数あるストーンズの曲の中でも一、二を争う有名曲ですが、実はこんな話があります。
リフを弾くキースが、歌の中で一箇所エフェクター(ギタリストの足元にある音色を変える小型のスイッチみたいなもの)を踏み損なって、リフの頭が切れちゃってる。
本当かなと思ったそこの貴方。ぜひ聞いてみてください。一箇所つんのめるところがあります。
まぁでも失敗を失敗のまま送り出して代表曲にしてしまうあたり、
我々が学ぶべき大らかさと胆力の強さを感じますね。
花まるカフェマスター
菊池 光昭